神話の舞台といわれる九州を代表するパワースポット「天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)」の伝承とは? (2/4ページ)

Japaaan

古事記や日本書紀にも載っている伝承で、これがパワースポットと呼ばれる所以にもなっています。その伝承とは、次のとおりです。

多くの神々が暮らしていたとされる高天原という神々の世界があり、そこにいた須佐之男命(すさのをのみこと)は、田んぼの畦(あぜ)を壊す、馬の皮を逆剥(さかは)ぎにするなど、暴れん坊として有名でした。これに怒ったのが、天照大神でした。

天岩戸神話(春斎年昌 画)

天照大神は、天岩戸と呼ばれる洞窟に隠れました。太陽の神様が隠れたことにより、世界は真っ暗に。食べ物が育たなくなったり、病気になったりといった悲劇が多く起こりました。

こうした状況を解決するため、八百万(やおよろず)の神が天照大御神を岩戸から引き出そうと試みるエピソードが語られています(最後には天照大御神は天岩戸から出てきて、平和な世の中になったと伝えられています)。

この伝承の重要な舞台にもなった「天岩戸」を御神体としているのが「天岩戸神社」なのです。

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