【世界最高峰ホテルディレクターに学ぶ。地域資産を活かした観光地づくりのヒント】2024年11月28日/主催:松本エリアにおける持続可能な観光地域づくり産業研究会 (5/9ページ)
ーーーー
■Matias 氏からご助言いただいた主な内容
・旅行と観光における高付加価値の概念(ラグジュアリーの概念について)
・Awasiでの経験と持続可能な観光のあり方
・観光地における地域社会の保護と自然環境の保全はどうすれば可能か
・自然と芸術の交差点: 自然保護へのユニークなアプローチ
・松本市と中部山岳国立公園における考察と提言
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3OTg1MSMzNDk1NDMjNzk4NTFfWVlOcGxQZGZhay5qcGc.jpg ]
・「ラグジュアリー」概念の再考と、新しい定義
これまでの世界では、派手さや華美、過剰な贅沢といったイメージを想起させるものが「ラグジュアリー」と見なされる風潮があったが、時代とともにその捉え方は変化した。また、個々の主観によってもラグジュアリーの定義は変わると指摘。とりわけ高付加価値旅行を求める層の人々は単に物質的な豪華さではなく「日常では得られない特別な体験」こそがラグジュアリーの本質であると再定義しました。その上で、この考え方、価値観がこれからの観光業における新たな機会を生み出すと述べられました。
・観光における、4つのラグジュアリー要素
上記を踏まえた上で、観光地を高付加価値化するため、ラグジュアリーの具体的な要素として、以下の4つの要素が挙げられました。
1.時間 (Time): 忙しい日常のなか、限られた時間をゆっくりと楽しむこと。
2.空間 (Space): 他者や外部からの干渉されない、完全に自分のための空間。
3.静寂 (Silence): 静けさの中で自然の音を感じること。