のぞいて見たい?吉原遊女の舞台裏を描いた最高級の錦絵本『青楼美人合姿鏡』とは【大河べらぼう】 (3/3ページ)

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一般の本屋で販売されたほか、出演した妓楼にも置かれ、得意客への贈答用などに重宝したそうです。

『青楼美人合姿鏡』の欠点?

読み書きする遊女たち。『青楼美人合姿鏡』より。

かくしてヒットを飛ばした『青楼美人合姿鏡』。しかしあえて欠点を挙げるとすれば、掲載内容に偏りがあることでしょうか。

商売の基本からすればしょうがない面もあるのですが、出資してくれた方(妓楼や遊女たち)だけでなく、吉原遊廓を余すことなく網羅して欲しい……というのは消費者のワガママと言うものですね。

偏りがあってもこれまで多くの人々にとっては未知の世界であった吉原遊廓の舞台裏がのぞけるなら文句はありません。

色鮮やかに描き出された吉原遊女たちの姿に、人々は大喜びしたことでしょう。

終わりに

二世紀半の歳月を越えて、令和の私たちに吉原遊女のあり姿を伝えてくれる『青楼美人合姿鏡』。

果たしてNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、横浜流星演じる蔦屋重三郎が、どんな創作秘話を演じてくれるのでしょうか。

以前に自分を騙した西村屋与八(西村まさ彦)や鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)、鶴屋喜右衛門(風間俊介)らの鼻を明かしてくれるのか、今から楽しみにしています!

※参考文献:

『時空旅人別冊 蔦屋重三郎 ~江戸のメディア王と波乱万丈の生涯~』サンエイムック、2025年2月

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