日本が世界に誇る「崩れない石垣」に秘められた建築技術!戦国時代の城はプロによって支えられていた (2/4ページ)

Japaaan

穴太衆が手がけた「穴太積」の石垣(Wikipediaより)

また、城郭の建物部分の建築責任者としては、大工頭大工棟梁が挙げられます。

大工頭と言っても大工の長という意味ではなく、技術官僚の最高位のことです。

彼らの中でも特に有名なのは、京都大工頭という役職を世襲していた中井家でしょう。豊臣秀吉の時代から大規模な土木工事に従事しており、家康にも重用され、江戸時代の城建築に大きく貢献をしました。

崩れない石垣のヒミツ

ところで、彼らの築いた城の石垣は、なぜああも「崩れない」のでしょうか。

城の石垣は、単純に石を積み重ねているわけではありません。どのも美しい曲線を描いていますが、そうした曲線は地震でも石垣が崩れないように綿密に計算されたものなのです。

実際、石を単純に積んだだけだと、地震が起きた際に石垣は上の方から簡単に崩れてしまいます。

ところが石をズラして曲線状に積み重ねると、石垣にかかる力は石垣の内側と下方に分散します。

しかも一番下の土台は、粘土を敷いた上に根石を並べてあります。このように土台を柔構造にして弾力性をもたせると、上からのエネルギーが吸収されるのです。

「日本が世界に誇る「崩れない石垣」に秘められた建築技術!戦国時代の城はプロによって支えられていた」のページです。デイリーニュースオンラインは、石垣お城建築戦国時代カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る