キンキン野郎と濡れ手に粟餅…【大河べらぼう】2月9日放送の振り返り&掘り下げ解説 (2/6ページ)

Japaaan

礒田湖龍斎筆

見た目はキンキン、でもあちらの方は……NHKもなかなか攻めるようになって来ましたね。

粋にキメてるようで実に野暮ったいキンキン野郎、おおかた田舎の成金が通人ぶりたくなったのでしょう。

そんなキンキン野郎の頭にチョンと乗っていたのは疫病本多(えきびょうほんだ)。いわゆる本多髷(ほんだまげ、ほんだわげ)の一つで、病人のように見えたからその名がついたようです。

元々は豪傑・本多忠勝の髷から来ている本多髷なのに、イメージがちぐはぐにも思えますが……。

本多髷とは月代(さかやき)を広く剃って毛量を減らし、鬢(びん。側頭部の髪)は油をつけず、櫛目をしっかり通します。

それから髱(つと・たぼ。後頭部の髪)は油を少々、細い髷を高くまっすぐ結い上げてから、鋭角に曲げて出来上がり。

このヘアスタイルは明和~安永年間(1764~1781年)に流行ったそうですが、好みはいささか分かれるのではないでしょうか。

赤本・青本から黄表紙へ

黄表紙の先駆者となった恋川春町(酒上不埒)。『吾妻曲狂歌文庫』より

子供向けの赤本に対して、大人向けの青本。劇中でもつまらないと言われていましたが、筋書きやセンスが陳腐化していたようです。

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