大河ドラマ『べらぼう』つたや三兄弟の癒しキャラ!? じわじわ人気度アップ「次郎兵衛にいさん」の魅力【後編】 (2/7ページ)
【前編】でもご紹介したように、いつものんびりぼ〜っとしているのに、蔦屋の売上金が入った巾着を持ち上げ、金が減っていることに気が付く一面も。
けれども、蔦重に「義兄さんが何か買ったんじゃあねえですか」と言われ「う〜ん俺なのかなあ」と、考えている姿が「かわいい」「アバウトだけれど癒される」とSNSで話題になりました。
江戸時代の町人。着物1枚の蔦重と、いつも羽織を着ているにいさんのイメージ(ac-illust)
金が減っていることに気が付いても、蔦重や唐丸という血が繋がらない弟たちに「お前たちが使ったたんだろ!」と追及しないのが次郎兵衛にいさんのお人柄。
けれども、いつもなら「店の金が減った」なんていう問答をしていたら、すぐに会話に入ってくるはずの唐丸はずっと背中を向けたまま。蔦重も次郎兵衛も「ひょっとしたら……」と勘付いてたのではないでしょうか。
でも、唐丸はお小遣い欲しさに店の金を無断で使い込むような子ではないことは二人とも重々承知。「きっと何か深いわけがあるのだろうけれども、唐丸が自分の口から話すのを待とう。そしてそれを聞き出すのは蔦重だぞ」……と次郎兵衛にいさんが言っているような気がしました。
「働きすぎておかしくなっちゃう」というにいさん駿河屋(高橋克実)の親父さんに殴られている蔦重を助けようとして、自分が殴られて鼻血を出してしまうにいさん。
絵師が仕上げた錦絵を、花瓶の敷物にしてして水浸しにするという大失敗をやらかすにいさん。