なぜ日本は「憲法」を変えたのか?明治憲法から日本国憲法への変遷とその影響【後編】 (2/3ページ)
新皇居於テ正殿憲法発布式之図 1889年(明治22年) 安達吟光画
日本国憲法との違い1947年に施行された「日本国憲法」は、大日本帝国憲法とは根本的に異なる3つの大きなポイントがあります。
天皇は「象徴」となり、政治には関与しなくなった
日本国憲法では、天皇は「日本の象徴」と位置づけられ、政治には関与しないことが明確に定められました。
国民の権利が強く保障されるようになった
言論の自由、学問の自由、平等の権利など、基本的人権が広く認められました。また、「法律の範囲内でのみ」という制限がなくなり、政府が自由を制限することはできなくなりました。
戦争の放棄と非武装(憲法第9条)
日本国憲法では、「日本は戦争をしない」「軍隊を持たない」と明記され、戦争放棄が宣言されました。これは世界的にも珍しい憲法の特徴です。