愛されフルーツ「ナシ」の歴史は想像以上に古かった!その起源と歴史を解説【後編】 (2/3ページ)

Japaaan

また、「犬殺」「猫殺」といった物騒な名前もあります(ちなみにナシに犬猫に害を及ぼす毒性はありません)。大きくて着物のたもとを破る「袂破」なども。

おいしさのあまり巾着(財布)のあり金を全部はたいて買うことから「巾着叩」などもあります。

魔除けにもなった!?

では、さまざまな名称が各地に存在するナシですが、この「ナシ」という名前はそもそも何に由来するのでしょうか。

これについてはさまざまな説があります。

中の果肉が白いことから「ナカシロ(中白)」が略されてナシとか、果実の芯に近い果肉が酸っぱいために「ナカス(中酢)」が訛ってナシ、嵐があると実らないことから「風ナシ」という説などです。

ル・レクチェの果肉

また、ナシは「なし」に通じるため縁起が悪いというので「ありの実」と呼ぶ人もいます。

イベントが「閉じる(終わる)」のを反対に「お開き」と言ったり、また一部地域で食べ物を「切る」のを反対に「生やす」などと言ったりするのと同じですね。

かと思えば、逆にナシの名前を逆手にとって、家屋の中で鬼の通り道とされ縁起のよくない北東の方向(鬼門)にナシを植えて「鬼門なし」として家を守ったりすることもありました。

「利のある木」

さて、そんなナシは健康効果が高い果物です。

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