愛されフルーツ「ナシ」の歴史は想像以上に古かった!その起源と歴史を解説【後編】 (3/3ページ)

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そもそもナシは漢字で利のある木(梨)と書き、昔からいかに人間にとって役に立つ果物として認識されていたかが分かりますね。

漢方では、ナシには風邪からくる咳を止め、痰を抑える効果があるとされています。また、昔からナシの果汁を砂糖で煮詰めたエキスや飴は、喉の痛みによく効くと言われています。

さらにナシ特有のシャリシャリした歯ごたえは、ペントサンやリグニンと呼ばれる成分でできている石細胞によるもので、便秘にも効果があります

さらにカリウムを多く含んでいることから、血圧を下げる作用も期待できます。

健康のために梨を食べよう

現代医学の発達していなかった江戸時代には、ナシを川に流して虫歯が治るように祈ったことがありました。これだけを見ると単なるおまじないですね。

しかし現在では、ナシに含まれるソルビトールという糖分に虫歯菌の増殖を抑える効果があるとされています。もしかしたら、昔の人はナシのそんな効用にも気付いていたのかも知れません。

参考資料:さわむらゆたか・かじうらいちろう編集『ナシの絵本 (そだててあそぼう)』農山漁村文化協会 (2006年)
画像:photoAC,Wikipedia

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