令和もやっぱり「恋愛結婚」が良いですか?~恋愛感情と結婚に関する実態調査(第1報)ロマンチックラブイデオロギーと結婚のリアル~ (4/11ページ)
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MzE4NyMzNTEzNjMjMzUxMzYzX2JmZTQ5MzJkYzg5ZjFiYWQxNTk1ZTlhN2NkMzM3NjkzLnBuZw.png ]
回答者は全都道府県におおむね人口と相関する形で分布しており地域的な偏りはありません。
1) 最近の「恋愛結婚」ってどうなの?
◎恋愛結婚が減っている?
日本人の9割は「恋愛結婚」とよく説明されます。確かに1995年から2015年頃まではそうでした。「平成25年版厚生労働白書」の、未婚率の上昇を分析する章には、次の記述があります。
「我が国では戦後半世紀の間に結婚の仕方が大きく転換したことがうかがえる。戦前には約7割を占めていた見合い結婚は一貫して減少し続け、1965(昭和40)~1969(昭和44)年頃に恋愛結婚と比率が逆転した。現在では結婚の9割近くが恋愛結婚となっており、異性との交際は結婚相手の候補者を得る前提となっていると言える」(※6)
ところが、です。
最新の「第16回出生動向基本調査」(2021年調査、2023年発表)をみると、恋愛結婚の割合が急落していることが分かります。たった5年程度で恋愛結婚が10%も減少しているのです。お見合い結婚も微増していますが、代わりに伸びているのがインターネットの出会いで15%に達します。「恋愛結婚」重視のトレンドが少し変わりつつあると言えるでしょう。