賃貸物件の初期費用、引越し料金を安くするには? 初めての引越しの節約テクニック (2/5ページ)
ここで問題です。どの条件が良いと言えるでしょうか?
A 敷金0 礼金2 仲介手数料1.1 B 敷金2 礼金0 仲介手数料1.1 C 敷金1 礼金2 仲介手数料0
答えは……B
どれも家賃の約3カ月分の初期費用ですが、「敷金」は、退去時の原状回復費用や家賃の未払い時に使われるもの。退去時の状態によっては一部返還される可能性があります。一方、「礼金」は大家さんに支払うもので、返還されません。
つまり、できるだけ礼金の負担や仲介手数料の負担が少ない方が、トータルで支払いの負担が減るのです。また、敷金0物件もありますが、退去時に支払いが発生するか、かなり古い物件など何かしらの理由が考えられますので、敷金が0の理由を不動産仲介業者の担当者にたずねてみても良いでしょう。
では、具体的な初期費用の計算をしてみましょう。
家賃6.8万円 管理費2,000円合計7万円の物件の初期費用 敷金1カ月分、礼金1カ月分、仲介手数料1.1カ月分、保証料100%、前家賃1カ月分の場合…… 敷金・礼金 6.8万円×2=13.6万円 仲介手数料 6.8万円×1.1=7.48万円 保証料 6.8万円×1=6.8万円 前家賃 7万円×1=7万円 合計34万8800円
これに加えて、火災保険料、その他費用がかかりますのでこの場合は40万円が目安です。また、敷金が2カ月分、礼金が2カ月分になると、ここに13.6万円が上乗せされて、55万円ほどになります。
■ここで豆知識。敷金と入居時チェックリストの関係とは?
一般的には退去時に管理会社が修繕の箇所の有無をチェックして、賃借人(不動産を借りる人)の落ち度でできた傷や破損など、修繕が必要な場合は、それらの修繕費用を差し引いて、不足があれば追加で請求され、余れば後日指定口座に返還されます。また、契約に清掃費用を引くという内容が盛り込まれていたら、退去時に清掃費用も差し引いた金額が振り込まれます。