非ジャニオタだった私もハマった「タイプロ」の魅力。アイドルが飽和する今、彼らが見せた令和アイドルの“生き様” (3/4ページ)

マイナビウーマン

ダンス未経験者や歌うのが得意ではない参加者もチーム戦に挑むことになり、チームとしての成長や支え合いも大きな見どころになりました。ダンスが不得意な参加者が朝まで寝ずに自主練をしたり、リーダーが自分の練習時間を割いても周囲のために尽くしたりする姿は、まさにスポ魂。

にわかにアイドルを眺めているだけでは見えることのない男の園での圧倒的部活動感が、長いオーディションの中で大きなドラマを生みました。ダンス未経験のメンバーが、選考に受かる度にダンスのキレが上がっていく様子。たまの息抜きで、みんなで分け合う手作りのカレーライス。青春の一ページは長くは続かず、選考の度に仲間との別れもあります。

こうして、最初はメンバーと比べて「覚悟が足りない」と怒られまくっていた参加者たちが、どんどん成長していくのです。グループは選考の度に更新されるので、一回一回のパフォーマンスも「その時だけ」のプレミアム感がありました。

このように参加者を応援したくなる要素がふんだんに盛り込まれたため、新しい推しを見つけるにもぴったりの番組になりました。オーディションと並行して、参加者の姿に細かくフォーカスしたYoutubeが公開されているのも、二度おいしく楽しめるポイントになっています。

■タイプロが示した「令和の新しいアイドル像」

オーディションの途中からは、ジュニアとしての活動歴があるSTARTO社の俳優部からの参加者も混ざり、一般公募組との「芸能人としての格の違い」がより分かりやすく可視化されました。ダンスのキレやリーダーシップの取り方にも大きな差があり、参加者の成長を促進していました。

俳優部参加者とメンバーたちがオーディションの中で示していたのは、アイドルとして、芸能人としての矜持。オーディションの序盤では、SNSに異性との写真が残っていたことを指摘されたメンバーもいました。芸能人たるもの、スキャンダルはあってはならない。会社やグループに、リスペクトがなければいけない。グループで活動するに値する、人間力を持っていなければならない、と。

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