人々の切実な願望を祈願した象徴「陰陽石」とは?奈良・水谷神社の「子授石」についての考察【前編】 (3/5ページ)
実はこの「陰陽石」、全国いたるところにあります。
神社の境内に祀られていたり、庭園の中に人為的に置かれていたり、山や川などの自然の中にあったり、その大きさも20m近いものから数10cmのものまで大小さまざまです。
しかも、その場所によって定義も目的も異なり、学問的にも多岐にわたる考察が必要な対象なのですが、もし訪れたところで目にするような時には、あまり難しく考えず、「大らかな気持ち」で拝んでみましょう。
本殿・若宮に次ぐ聖地とされる水谷神社今回ご紹介する「陰陽石・子授石」がある「水谷神社」は、春日大社の摂社でその筆頭の地位を与えられています。つまり、春日大社の中心である本殿・若宮に続く聖地というわけです。