「おさらばえ」二人をつなぐ夢の先には…【大河べらぼう】3月9日放送の解説&振り返り (6/7ページ)
葛飾北斎『画本東都遊』より、江戸通油町に書肆を構える耕書堂。
田沼意次に「あの、ありがた山か!」と覚えてもらっていたことで上機嫌、次から次へと地口が飛び出す蔦重。
「仰せの通り、油町(あぶらちょう)です!」
こう聞いて江戸の油町とはどこか調べたものの、出てこなかった方も少なくないかも知れません。
実はこれ「仰せの通油町(とおりあぶらちょう)」と続けて読むのが正解です。
江戸の通油町とは、現代でいう日本橋大伝馬町(にほんばしおおてんまちょう)の一部。
この辺りには版元が集中しており、後に蔦重こと耕書堂も、ここに本店を移すことになります。
ちなみに吉原の店も存続。二店舗を経営することで、蔦重の視野も大きく広がることでしょう。
