吉原遊女の日常光景が眼に浮かぶ…『青楼美人合姿鏡』に詠まれた遊女たちの俳句を紹介【大河ドラマべらぼう】 (2/4ページ)

Japaaan

松葉屋の瀬可ハ(瀬川)。『青楼美人合姿鏡 春夏』より。

宇くいす(ウグイス)や 寝ぬ眼を覚寸(さます) 朝朗(あさぼらけ)

※春の部・瀬川(せがわ)

【句意】明け方ごろ、ウグイスの声で、寝ぼけ眼がすっかり覚めた。

……安永4年(1775年)末に身請けされ、吉原遊廓を去って行った五代目瀬川。最後となる絵姿は、最初のページを飾っています。

去るからと行って粗末には扱わない。むしろ去るからこそ、よい思い出を彩ってもらいたい。そんな蔦重の心意気を感じる演出でした。

かよひ路(通い路)を きめてミち行(道行く) 蛍可那(ほたるかな)

※夏の部・梅の香(うめのか)

【句意】蛍たちが飛び交う姿は、どの道を通るのか決めているかのようだ。

吉原遊廓には蛍が飛び交うほど綺麗な水辺があったのでしょうか。

彼女の想像なのか、あるいは提灯を持って見世に通うお客の姿を蛍に見立てたのかも知れませんね。

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