江戸時代の出版文化に着目!近世文学を中心に版本の数々を紹介する特別展「書物がひらく泰平-江戸時代の出版文化-」 (3/5ページ)
第2章 商業出版の時代へ
大坂物語
源氏一統志(葛飾北斎画)
大坂物語
江戸時代前期、いよいよ泰平の時代が幕を開けます。識字率の高まりなど社会の成熟を背景に、それまで上流階級に限られていた読者層が庶民へと広がり、古典文学だけでなく多彩な読み物が好まれるようになります。こうして、「整版」を主軸とする大量出版・大量印刷の時代がやってきます。本章では大量出版時代の書物や、書物を扱う本屋が紹介されます。
第3章 出版統制の時代「整版」による大量印刷、商業出版の進展で、多くのジャンルの本が出版されるようになりました。一方、それらの本は自由に誰もが、どんな内容でも出版できたわけではありませんでした。そこには、江戸幕府による規制や統制が敷かれていました。本章では江戸幕府による出版統制や、それに翻弄され、あるいは抗う書き手たち、また江戸幕府「御用」を務めた本屋について紹介。
第4章 花開く印刷技術
源氏一統志(葛飾北斎画)
江戸時代後期に入ると、中国の伝奇小説の影響を受けた「読本」(よみほん)と呼ばれるジャンルが隆盛を迎えます。