小さくて楽しい世界!葛飾北斎が描いた”略画”の企画展「略画 ―はずむ筆、おどる線―」が開催 (1/2ページ)
長野県の北斎館で、葛飾北斎の描きだす略画の世界を楽しむ企画展「略画 ―はずむ筆、おどる線―」が開催されます。
葛飾北斎は、70年に渡る⻑い画業の中で様々な分野に活躍しましたが、50歳代以降の北斎が力を注いだものの一つに「絵手本」が挙げられます。絵を学ぶ人の手本である絵手本を北斎は複数制作しています。
『略画早指南』(北斎館所蔵)
『画本早引』後編(北斎館所蔵)
それらの絵手本作品のうち、今日でも北斎の代表作としてよく知られているのが『北斎漫画』です。
この『北斎漫画』の制作には、北斎と同時代の絵師である鍬形蕙斎の『略画式』という略画の絵手本が大きなヒントになったと言われています。「略画」とは、対象の形を省略して捉え簡潔な筆線で描き出す絵のことです。