源頼朝に徳川家康…関東武士たちの信仰を集めた「伊豆山権現」とはどんな神様?【奈良国立博物館】 (1/5ページ)

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源頼朝に徳川家康…関東武士たちの信仰を集めた「伊豆山権現」とはどんな神様?【奈良国立博物館】

先日、奈良国立博物館を見学する機会に恵まれ、多くの神像仏像を拝ませていただきました。

その一体に伊豆山権現(いずさんごんげん)の像があり、遠く奈良の地で拝めたご縁に感謝しきりです。

伊豆山権現立像。烏帽子をかぶって袈裟をかけた神仏習合の姿。奈良国立博物館にて、筆者撮影。

古くから坂東武者たちの信仰を集めてきた伊豆山権現。平安~鎌倉の坂東武者ファンならば、その名を知らぬ者は(多分)いないと思います。

という訳で、今回はそんな伊豆山権現について紹介。果たしてどんな神様なのでしょうか。

神様と仏様が合体!?

伊豆山権現とは、伊豆走湯山(そうとうざん)から湧き出す温泉(走湯)の化身です。

恐らく在地の人々が、温泉の有難みに感謝して神とお祀りしたのが始まりでしょう。

やがて神仏習合・本地垂迹(ほんじすいじゃく)の思想から、伊豆山権現は千手観音(せんじゅかんのん)や如意輪観音(にょいりん~)、阿弥陀如来(あみだにょらい)が日本にやってきた仮の姿(権現)であるとも言われるようになりました。

明治時代の神仏分離・廃仏毀釈が行われるまで、日本の神様と仏様は一体の存在として祀られることが多くあります。神社と寺院が分離された令和の現代でも、その名残が少なくありません。

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