「べらぼう」蔦重vs鶴屋の笑顔に視聴者震撼!そもそも狂歌とは?ほか…史実をもとに5月25日放送回を解説 (2/7ページ)

Japaaan

それではNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第20回放送「寝惚けて候」今週も気になるトピックを振り返ってまいりましょう!

そもそも狂歌とは?

今回初登場の智恵内子(水樹奈々)と元木網(ジェームス小野田)。『古今狂歌袋』より

劇中でも少し解説されていましたが、狂歌とは古来の和歌とは異なる狂体(狂態)の歌です。狂歌という言葉自体は鎌倉時代ごろからあり、二条河原の落書や『閑吟集』にも通じます。

基本的には風刺(遠回しな批判)や諧謔(気の利いたジョーク)をテーマとしていることから、記録に残さず詠み捨てられました。でないとトラブルになりかねませんからね。

とにかく楽しく憂さ晴らし、いわばガス抜きの一つとして狂歌が流行していました。そこへ目をつけた蔦重が、狂歌を出版することでブームに火をつけたのです。

誰かの作品に触発され、自分も詠んでみたくなる相乗効果が発揮されたのです。しかし形に残ってしまうことで、思わぬトラブルのリスクも抱え込むことになりました。

意思を記録し、表現する行為は諸刃の剣。やがて蔦重らはその威力を痛感することになるのですが、今後の展開を見守っていきましょう。

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