「べらぼう」蔦重vs鶴屋の笑顔に視聴者震撼!そもそも狂歌とは?ほか…史実をもとに5月25日放送回を解説 (6/7ページ)
今後どのような展開を迎えるか、固唾を呑んで見守るばかりです。
工藤平助『赤蝦夷風説考』とは?
『赤蝦夷風説考』を記した工藤平助。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。
田沼政権の勘定組頭として、羽振りのよい土山宗次郎(栁俊太郎)。やがて蝦夷地(北海道)の開拓に深く関与して世間を騒がせることになるのですが、そのカギとなるのが工藤平助(おかやまはじめ)の書いた『赤蝦夷風説考』でした。
当時注目が集まりつつあったロシア対策を論じたもので、蝦夷地に眠っている金銀の鉱脈を開いて蝦夷地を開拓し、ロシアの南下に備えるべきと主張しています。
「……蝦夷地に興味はございませんか?」
今は亡き平賀源内(安田顕)が、田沼意次に進言していた声が脳裏をよぎった視聴者も多いのではないでしょうか。ようやく時代が彼に追いつきつつありました。
幕府としても外国の動向にも神経を遣うことが多くなり、いよいよ幕末の気配が感じられますね。