「べらぼう」蔦重vs鶴屋の笑顔に視聴者震撼!そもそも狂歌とは?ほか…史実をもとに5月25日放送回を解説 (5/7ページ)
そこでは売れない「読本」や「下り絵本」が、同じく売れない「赤本」や「黒本」をけしかけて、売れ行き絶好調の「青本」をいじめようと企みました。
遊女の「錦絵」が「青本」に「読本」一味の企みを伝えたり、誤解から「青本」の命を「一枚絵」が狙ったり、その「一枚絵」を「源氏物語」や「唐詩選」がなだめたり……等々、江戸庶民に親しまれた書物たちが次々に登場して飽きさせません。
これ以降、山東京伝は戯作者として活躍するようになり、やがて蔦重の強力なパートナーとなっていくのでした。
「すべて田沼のせい」田安家を排除する一橋治済(生田斗真)
一橋治済にしてやられる田沼意次。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。
嫡男・豊千代(後の第11代将軍・徳川家斉)を将軍世子として徳川家治(眞島秀和)の養子に出し、島津家の茂姫と縁組させた一橋治済。
自身の権力欲は隠しながら田安家を排除し、その怨みをすべて田沼意次(渡辺謙)へ向けさせる老獪な政治手腕を発揮します。
西ノ丸を追われた知保の方(高梨臨)、田安家を守る宝蓮院(花總まり)の怨みは、治済の思惑どおり田沼へ向けられたのでした。
このままで済むはずがない。田沼意次の心配をよそに、してやったり顔の一橋治済。