「べらぼう」蔦重vs鶴屋の笑顔に視聴者震撼!そもそも狂歌とは?ほか…史実をもとに5月25日放送回を解説 (4/7ページ)
貧すれば鈍する 世を奈何(いかん)
食うや食はずの 吾(わ)が口過(くちすぎ)
君聞かずや 地獄の沙汰も金次第
かせぐに追い付く 貧乏多し※大田南畝の詩「貧鈍行(ひんどんこう)」
【意訳】貧しくなれば正常な判断ができなくなる。どうやって生きて行けばいい?
私の生活は苦しく、今日食べるものさえ事欠いている
君は聞いたことがないか?「地獄の沙汰もカネ次第」と。
いくら稼ごうとしても、貧乏に追いつかれてしまう(暮らしが楽にならない)のだ。
……とまぁそんな苦しい中でもユーモアを忘れず、狂歌や文筆を楽しんだのでした。
果たして大田南畝が豊かに暮らせる日が来るのか、今後の活躍に注目です。
鶴屋の反撃!北尾政演(古川雄大)が本気で書いた戯作とは?
「京伝先生。ひとつ本気で、戯作をやってみませんか?」
蔦重と「笑顔」を交わし、戦闘続行を決意した鶴屋が、山東京伝(さんとう きょうでん)こと北尾政演に発破をかけます。
それまで絵師としての活動がメインだった山東京伝。彼が22歳の時に書き上げた黄表紙『御存商売物(ごぞんじのしょうばいもの)』は、その出世作となりました。
『御存商売物』とは作者が見た初夢を舞台としており、擬人化された書物や絵たちがドタバタコメディを繰り広げます。