「べらぼう」に登場!蔦重の妻・てい(橋本愛)とは何者なのか?史実を紐解き、その生涯に迫る (3/6ページ)
ただ蔦重の菩提寺である正法寺(しょうほうじ。東京都台東区)の過去帳には、錬心妙貞日義信女(れんしんみょうていにちぎしんにょ)という女性の戒名が記録されており、彼女が蔦重の妻に当たると考えられています。
「てい」という役名は、この戒名から貞の字を採ったのでしょう。戒名は俗名(生前の名前)から文字を採ることが多いため、実際に貞(てい、さだ)という名前だったかも知れませんね。
過去帳によると、彼女は文政8年(1825年)10月11日に亡くなったそうです。
夫の蔦重が寛政9年(1797年)5月6日に亡くなっているため、少なくとも大河ドラマの最終回までは生きているでしょう。
とけてからまる 夜半のむつごと……彼女との関係は?
また蔦重の妻とは断定できませんが、長命館主人『艶本枕言葉(えんぼんまくらことば)』には、蔦重と女性のこんなやりとりがあります。
女性「人のいふ事もききもしねへで、そんならどうとも好きにしたがいひ」
【意訳】人の言うことなんかちっとも聞きやしないんだから。