エコだがお尻に厳しい…トイレットペーパーがなかった時代、日本人は何で拭いていたのか? (2/3ページ)

Japaaan

12世紀後期中葉(平安時代と鎌倉時代の端境期)の日本で描かれたとみられる絵巻である旧河本本『餓鬼草紙』の一図である「食糞餓鬼図」には、路上で童子が排便している場面が描かれており、実際に籌木を使っている様子を見て取る事ができます。

壮絶な世界…。飲食の飢えに苦しむ餓鬼道の世界をショッキングに描いた絵巻物「餓鬼草紙」

子供が高下駄を履いて大便が身体につかないようにし、手に籌木を持って踏ん張っている様子が描かれているのがお分かりでしょうか。これは、籌木を支えにして勢いよく排便すれば尻を汚さずにすむとしていたそうです。

仮に汚してしまった場合には、今のトイレットペーパーと同じようにお尻を拭く用途にも使用したため、糞箆(くそべら)なんていう呼び方もされていました。

まあ、決して綺麗な話ではありませんが、よくよく考えれば これぞ昨今世界的トレンドワードとなっている「サスティナブル=環境破壊をせずに持続可能なこと」の実践に他なりません。

トレンド最先端が平安時代にあったとは、驚きですね。

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