【大河べらぼう】シュールすぎる蕎麦とうどんの戦い!恋川春町『うどんそば化物大江山』とはどんな作品? (3/5ページ)
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夜蕎麦童子の腕を斬り落とした渡辺陳皮。恋川春町『うどんそば化物大江山』より
意気揚々と出発した渡辺陳皮。しかし変化の手先である夜蕎麦童子(よそばどうじ)が現れ、死闘の末に取り逃がしてしまいました。
この夜蕎麦童子は蕎麦界の裏切り者で、変化の親玉である饂飩童子(うどんどうじ)に味方していたのです。
同じ蕎麦なのに、どうして……実は当時の夜蕎麦(固定の店舗を構えず、屋台を担いで振売りする蕎麦商い)が蕎麦屋に対する風評被害をもたらしており、そのため本作では敵役として描かれたのであろうと考えられています。
※ちなみに饂飩童子のモデルは酒呑童子(しゅてんどうじ)、夜蕎麦童子のモデルは茨木童子(いばらきどうじ)です。念のため。
そんなこともあって、いよいよ饂飩童子の追討宣旨が下されました。
「大勢で行ったのでは敵も守りを固めてこちらの被害が大きくなる。ここは少数精鋭で任務を遂行するのがよかろう」
源蕎麦粉の発案によって、彼と四天王の5人が山伏に扮装して大江山へと旅立ちます。
