片腕の志士・伊庭八郎と土方歳三の友情|幕末に散った親友二人の切ない運命とは (1/4ページ)
1868年に勃発した、新政府軍と旧幕府軍による戊辰戦争。戊辰戦争が終結する目前、降伏を待たずに命を散らした2人の幕臣がいました。
土方歳三
1人は言わずと知れた新選組の鬼副長・土方歳三。もう1人は歳三の昔からの親友であり、遊撃隊の隊長だった伊庭八郎です。
今回はそんな彼らの友情と死に思いを馳せます。
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片腕のサムライ!戦国時代〜幕末、腕一本になろうとも不屈の闘志で刀を振るった隻腕の武士たち 新選組結成前から親友八郎は天保15年(1844)生まれで、歳三より9歳(数えでは8歳)年下の青年でした。実家は幕末4大剣術道場の1つ、心形刀流の宗家。子供の頃は読書の方が好きで「剣術はあんまり・・・」という控えめな性格だったものの、10代半ばには持って生まれた剣術の才能が開花。妖異的な俊敏さから、彼は「伊庭の小天狗」と呼ばれるまでになります。
そんな八郎は何らかの縁から、新選組メンバーと交流するようになります。
