江戸時代の物乞い大道芸人「わいわい天王」の正体とは?〜江戸の疫病除けと風俗 (4/4ページ)

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終わりに

江戸の大道芸人(イメージ)

今回は江戸の大道芸人「わいわい天王」について紹介してきました。

……囃子折々かの紙札を蒔散して子供に拾ハせ後尓て初穂銭を■家々を取尓まわる是をわいわい天王とて享和寛政比まで歩記しが今ハ沙汰を不聞……

※水野廬朝『盲文画咄(もうもんがわ)』より。

このわいわい天王は寛政(1789~1801年)から享和(1801~1804年)ごろまで見かけられましたが、この『盲文画咄』が出版された文政10年(1827年)時点では姿を消していたようです。

……はやせや子供、守を取らしょ。ソリャ蒔まくまくぞわいわいと囃せ……

※水野廬朝『盲文画咄』より。

江戸時代には様々な大道芸人が歩き回っており、迷惑がられながらも庶民の娯楽として喜ばれてもいたのでしょう。

他の大道芸人たちについても、改めて紹介したいと思います。

※参考文献:

笹間良彦『大江戸復元図鑑〈庶民編〉』遊子館、2003年11月 笹間良彦『絵解き江戸っ子語大辞典』遊子館、2003年12月

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