京都の花街、知られざる“お茶屋遊び”の世界――舞妓さんにスポットをあて世界を深堀り【前編】 (2/5ページ)
現在、京都市内には、先斗町・宮川町・上七軒・祇園東・祇園甲部の5カ所の花街があり、あわせて「五花街」と呼ばれている。
京都伝統技芸振興財団(おおきに財団)によると芸妓・舞妓の数は、2024年には五花街全体で、芸妓155人、舞妓56人、あわせて211人とされる。この数は、四半世紀前の2000年の250名と比べると15%ほどの減少となる。
ただ、戦後まもなくの時期でも、600名を超えていたというデータがあるので、やはりその数は減少の一途をたどっていると言わざるを得ないだろう。
戦前は貧しさゆえに五花街へ奉公に出され、その流れで舞妓になったという少女も多かったというが、現在では京都を訪れた際に舞妓と出会い、その美しさに魅了されてなりたいと自ら希望し、舞妓を目指すのが普通となったのだ。