【大河べらぼう】で劇団・蔦重(?)が劇中劇で演じた『江戸生艶気樺焼』の実際の内容を全ページ紹介 (5/8ページ)
艶二郎は新造を買い、さらに浮名とも会うことで、余計な金を払いさらに不自由さが味わえることに喜びを得る。
役者や女郎が名入りの提灯や手拭などを寺社に奉納するのと同じように、両国回向院の開帳に提灯を奉納しようと考える。北里喜之介を使いにして提灯屋に、浮名と自分の紋を重ねた比翼紋の提灯を注文した。また同じ比翼紋の手拭を呉服屋に注文し、それを人の多く集まるあちこちの神社に奉納。大変な出費の上に何かの願掛けでもないので、これは無意味で実に浮気なものである。
艶二郎は芝居をみているうちに、色男というものは人からぶたれるものだと思い込む。地廻りの男たちを雇い、吉原の人目の多いところで殴るように手配をする。が、殴られたことで具合を悪くし騒動となる。まわりからは「艶二郎はバカものだ」とちらほら噂が立ち始める。