「ポン酢」の“ポン”はどういう意味?実は日本語ではなく語源はオランダ語にあった (2/3ページ)
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実は「おてんば」と「やんちゃ」は外来語だった!?由来となった言葉はどこの国から? なぜ「東京」という名前に?他の候補地もあった?「江戸」が「東京」になった日この“ポン”は日本語ではなく、オランダ語の 「pons(ポンス)」 に由来します。意味は「柑橘の果汁」。つまり「ポン酢」は「ポンス」に日本語の「酢」を添えて生まれた言葉だったのです。直訳すれば「果汁+酢」。日本人が想像しがちな擬音の「ポン」ではないのです。
江戸時代、日本が唯一公式に交流していた西洋の国はオランダでした。長崎の出島を通じて、当時の日本には西洋の医学や科学の知識が少しずつ流れ込んでいきます。その学問は「蘭学」と呼ばれ、やがて多くの知識人や医師たちのあいだで大きく広がり、日本の学問や生活を変えていきました。
こうした過程で、さまざまな外国語が日本語のなかに溶け込み、外来語として定着していきます。
たとえば「ガラス」や「コーヒー」、「ビードロ」といった言葉は、今でも日常の中で使われていますが、じつは「ポンス」という言葉もその一つでした。

