映画館の4割『赤字』 2024年度・映画館市場【4年ぶり縮小】 「動画配信サービスの台頭」も脅威に… (2/2ページ)
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そのため、多くの映画館で鑑賞料金や飲食メニュー料金の値上げ、クレーンゲームの設置など映画上映以外の事業で補う動きが進んだものの、入場者の減少による影響が大きく、総じて「減収減益」傾向が強まった。
2025年度は『国宝』などが大ヒット2025年度の動向は、低迷が続くハリウッド映画など洋画の復調には相応の時間がかかるとみられる一方、邦画ではアニメ、実写双方ともに好調な滑り出しを見せている点が追い風となる。
特に、夏休み期間に客足を伸ばし続け、公開後1カ月で興行収入257億円を突破した『劇場版 鬼滅の刃 無限城編』。
実写邦画としては『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開)以来22年ぶりに興行収入100億円を突破した『国宝』など、メガヒット作が相次いだ。
構造的な課題は残ったまま他方で、洋画大作やヒット作への依存、動画配信サービスの台頭により映画館へ足を運ぶ機会が減少傾向といった点に大きな変化はなく、構造的な課題は残ったままとなっている。
こうした動向を背景に、各社の業績予想(2025年7月時点)を基にした2025年度の映画館市場は、2024年度から微増となる2,800億円前後が予想される。