徹底していた江戸時代の「リユース文化」の驚き。”捨てない文化”が経済を回していた!? (3/3ページ)
さらに着物が傷んで擦り切れたからといってもすぐには捨てず、つくろいや継ぎあて、仕立て直しを繰り返して使い続けていました。子ども用に仕立て直すことももちろん多かったようです。
衣類の修繕は日常茶飯事なので、当時の庶民の女性にとって針仕事は欠かせないものでした。
現代では子どもの成長に合わせて子ども服を買いますが、着物は成長に合わせて仕立て直しをすればよかったので、長く使い続けることができたのです。
着るのがいよいよ限界に達したら、おしめや雑巾などにして、最終的には燃やして灰にしたといいます。さらにこの「灰」も無駄にせず活用されていました。
参考資料:縄田一男・菅野俊輔監修『鬼平と梅安が見た江戸の闇社会』2023年、宝島社新書画像:photoAC,Wikipedia
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