吉原遊廓の内部を徹底解剖!花魁の部屋から”折檻部屋”まで驚きの実態 (5/6ページ)
花魁の居間と座敷 鼻山人「廓宇久為寿」より一部抜粋 国立国会図書館
部屋持ちは1部屋もらって自分の居住にも使いましたし、また客を招く座敷としても使いました。座敷持ち以上の高級女郎になると、自分の生活する部屋と客を通す座敷の2つを与えられました。
廻し部屋個室が空いていない時には、廻し部屋に客を通しました。「五人廻し」という落語があるように、女郎1人に対し、客を何人もかけもちしたりしました。込み合っていると、1つの部屋についたてをたてて相部屋なんてことも行われていました。
客用便所江戸時代、2階に便所があるのは吉原遊廓だけでした。水洗でもなく、下水道システムもなかった当時、2階に便所があるというのはまか不思議な事だったのです。「俺ア昨日2階の便所に行ったぞ」と言えば吉原に行ったという事になり、ちょっとした自慢にもなりました。