『べらぼう』恋川春町の覚悟の死とSNSで「理想の上司」と絶賛された主君・松平信義の言葉を考察【前編】 (4/6ページ)

Japaaan

寛政の改革を担う幕臣・本多忠籌(矢島健一)に「お役目を皆が断るのは持ち出しが厳しくでうまみがないから、富める者だけしかできない」と訴えられても「だから倹約しろと言ってる!」と言う始末。「忠義こそ喜び」と考える融通の効かない定信には伝わりませんでした。

さらに、松前藩の極悪非道な方法での蝦夷の平定に、蝦夷を上知して幕府の管轄領にしようという提案を、御三家の前で披露するも、一橋治済(生田斗真)に、「そなたはそれでよいのか?そなたこそが「田沼病」と笑われはせぬかと案じておる。」と嫌味たっぷりに小馬鹿にされつつ言われる始末。

NHK大河べらぼう公式サイトより

「蝦夷の上知は、皆に田沼の案の焼き直しだと思われてしまうぞ」と、恋川春町の『悦贔屓蝦夷押領』を懐から出して定信の前に投げ付けます。この話は、田沼意次を源義経にみたてて蝦夷を平定させ将軍に献上するという話で、手柄の横取りがテーマ。これを嫌味ったらしく投げつけられ「田沼病」呼ばわりされてはさぞかしブチギレたでしょう。

一橋治済の、人を煽って陥れていく悪魔的なやり方は、感心してしまいます。(褒めてはいませんが)。

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