『べらぼう』裏切り連発のどん底回…大切な期待や夢を失った蔦重・歌麿・定信の心情を考察【前編】 (6/7ページ)
“利用している”だけなら、こんなことを後悔するはずもありません。歌麿を売り込む会を開いたり狂歌師たちに合わせたり、一生懸命に歌麿を売り出すために努力してきた過去を思い出したのかもしれません。
蔦重の気持ちがもっと伝わっていれば、今回の決別はなかったのではないでしょうか。
【べらぼう】史実、その後の二人は?歌麿から見捨てられた蔦重が決定的に欠けていたものかなり鈍感ではあるものの、子供のときの約束「お前を江戸一番の絵師にする」ことを一筋に頑張ってきたことは歌麿に思い出してほしいと思いました。
「三つ目」の歌麿だからこそわかる“恋心”
ビジネスは決別を決めた歌麿ですが、蔦重への秘めた想いを急に断ち切ることはできません。
叶わぬ想いを胸に秘めているため、いろいろな女性の「想い」に目がいくように。
