【べらぼう】白眉毛こと松平武元(石坂浩二)の読みは何故タケチカ?タケモトから改名した理由 (2/4ページ)
劇中では白眉毛と煙たがられた松平武元。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。🄫NHK
●武元(たけちか)
初武元(はじめ、たけもと)……。※『寛政重脩諸家譜』巻第50 松平元越智(清和源氏義家流)
系図集によると、やっぱり初めは「タケモト」だったようです。つまり何かのキッカケがあって読みをタケモトから「タケチカ」に変えたのでしょう。
そのキッカケとは、徳川家基(奥智哉)の元服でした。
明和2年(1765年)12月1日に竹千代(幼名)の諱が家基(いえもと)に決定。このままではイエ「モト」とタケ「モト」の読みがかぶってしまいます。
名前の読みがかぶるのは畏れ多いことであり、武元は遠慮して名前の読みを「タケチカ」と改めたのでした(厳密な日時は未詳)。
元という漢字を「ちか」と読むのは特殊ですが、恐らくは「主君の元(近く)にお仕えいたします」という決意表明だったのではないでしょうか。
……三年四月七日孝恭院殿御元服御叙任ありしかば、十八日備前家守の御刀を賜ひ、孝恭院殿よりも時服十領を被けらる。
