「べらぼう」大崎に“死”の宣告…なぜ計画を見破った?ラスボス・一橋治済の狂気に満ちた展開を考察【後編】 (6/9ページ)
大声が役立つ、滝沢瑣吉(津田健次郎さん) NHK大河「べらぼう」公式サイトより
なぜ定信たちの計画を見破っていたのか大崎とともに芝居町に来て、耕書堂を訪れた一橋治済は、耕書堂に訪れて役者絵を購入します。
「主、写楽というのは、まこと源内なのか?」と聞く治済。
「さあ、どうでしょう?」と答える蔦重。
「あの戯作も面白かったぞ」と囁く治済に観ているほうはハラハラでしたが、蔦重は「どの戯作でございましょう?」と自然な笑顔。治済の顔は知らなかったのですよね。治済の「気づいているぞ」という宣戦布告だったのですが。
ここから、ラストまで怒涛の展開になりました。
浄瑠璃小屋の裏に潜み、治済を待ち構える定信アベンジャーズと家来たち。街中では長谷川平蔵の手下、磯八(山口祥行)と仙太(岩男海史)が目を光らせています。
そこで、仙太は祭りのスタッフのような風体の男に、大量のふるまい饅頭を押しつけられました。実は、本物のスタッフが盆に乗せて配っていたのは、包みに役者名前が入っているまんじゅう。盆を差し出しながら観客に選ばせています。
一方、その謎の男が配っていたのは、名前が書いていない包み。しかも自分から人に差し出してます。そして、男は治済の側を通りがかるとき、「どうぞ」と1個まんじゅうを手渡しました。