朝ドラ「ばけばけ」史実でトキとの関係は?松江中の生徒 小谷春夫のモデル、小泉八雲の愛弟子・大谷正信の生涯 (5/5ページ)

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小泉八雲と交流し、言葉を交えて深く関わった正信。彼だからこそ成し遂げることができた業績でした。

しかし、そんな日々にもやがて終わりが訪れます。

昭和8(1933)年11月17日、正信は広島で没しました。享年58。遺骨は故郷・松江の恩敬寺に眠っています。俳人としての句碑は、生家近くの松江市東茶町にも建てられ、故郷の景とともに記憶は今もそこにあります。

大谷正信は、英文学者として理にかなった文体を求め、俳人として情の温度を守りました。

八雲から受けた「読む力・書く力の鍛錬」は、翻訳と句作の双方で生涯の軸となります。師と友、弟子と後進――人の縁に導かれながら、彼は「ことば」で世界をつなぐ役割を、静かに、誠実に果たしたのだと思います。松江からロンドン、そして広島へ。時代の風を受けながらも、句と文に宿る淡い光は、今なお確かに読者の手元で息づいています。

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