坂本龍馬の“あの名言”、実は本人まったく言ってなかった!史実から幻の名言 誕生の背景を解説 (2/5ページ)

Japaaan

そんなこともあって、今でも年配の方がこれを龍馬の本当の言葉として語ることがあります。

で、『巨人の星』の連載が始まる少し前に、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』が新聞に連載されて大ブームになっています。

こちらは1962年から1966年の連載で、この作品によって司馬は龍馬を国民的英雄として定着させたのです。

司馬遼太郎(Wikipediaより)

両者は1966年を境にバトンタッチする形で発表されたわけですが、それゆえ『巨人の星』が『竜馬がゆく』の影響を受けていたとしても不思議はありません。

ちなみに『巨人の星』の主人公の名前「飛雄馬」も「Human+竜馬」から取ったという説があります。

さて、では『竜馬がゆく』に「死ぬときは、どぶの中でも前のめりで死にたい」という言葉が出てくるかというと、出てきません。この名言は『竜馬がゆく』からの引用ではないのです。

しかし手掛かりはゼロではありません。似たような言葉に「志士八溝壑ニ存ルヲ忘レズ」という言葉があります。

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