【べらぼう】最終回ラストの“拍子木オチ”、まさかの史実だった!蔦屋重三郎の実際の最期を伝える墓碑 (3/4ページ)
ちなみに蔦重が亡くなった当時の墓石や過去帳などは、関東大震災(大正12・1923年9月)や東京大空襲(昭和20・1945年3月)などによって失われてしまいました。
現存しているものは原念斎『史氏備考』などの史料に基づき、平成年間(1989~2019年)に復刻したものだそうです。
蔦屋重三郎の名を受け継いだ者たち
蔦重とおていさん。二人の志は後世へ受け継がれた。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。🄫NHK
かくして世を去った蔦重。劇中では手代のみの吉(中川翼)が二代目を継ぐことになりました。実在していた二代目蔦屋重三郎は勇助という名で、初代の婿養子として蔦屋の名跡を受け継ぎます。
その後、蔦屋重三郎の名は五代目・明治初年まで受け継がれました。
二代目:勇助。葛飾北斎の抜擢や、歌麿との関係回復に尽力。 三代目:祐助。二代目の実子、吉原細見の出版権を手放す。 四代目:三亭春馬。戯作者として活躍するも板元は廃業。 五代目:喜多川竹吉。小売本屋として明治初期まで蔦屋耕書堂を継続。いずれも初代を越えることはできなかったようで、いかに蔦重が偉大な存在であったかがうかがえますね。