迷った時はこう覚える!雨の擬態語「ぽつぽつ・ぱらぱら・しとしと・ざあざあ」の使い分けを解説 (3/4ページ)
これが地味に厄介で、たいした雨じゃないと思っていると、気づけば肩が濡れています。
似合う場面は、こんなときです。
小雨がしばらく続いている
窓や葉っぱに軽い音が当たり続ける
傘を差すかどうかの迷いが減ってくる
上着がじわじわ湿ってくる
例文です。
「窓に雨がぱらぱら当たって、教室が少し暗く見えました。」
同じ小雨でも、「降り始め」より「続いている感じ」が出ます。
「しとしと」は、音がうるさくないのが特徴です。なのに、濡れます。しかも、わりと確実に。
雨粒が細かく、空気全体が湿っていくような雨です。朝から夕方まで続いて、気分まで少し重くなることがあります。
似合う場面は、こんなときです。
空が低く、景色がぼんやり見える
弱い雨が長く続く
髪や袖がじわじわ湿る
傘を差しても、なんとなく湿気がまとわりつく
例文です。
「朝から雨がしとしと続いて、靴下まで冷たくなりました。」
しとしとは、雨の量よりも、湿り気と時間の長さを伝える言葉です。
「ざあざあ」 音でわかる、文句なしの本降りです
「ざあざあ」は、雨が面で落ちてくるような本降りです。屋根や地面を叩く音がはっきりして、外の景色が白っぽく見えることもあります。
この雨になると、傘を差すか迷う余地はありません。差しても濡れます。
似合う場面は、こんなときです。
傘を差してもズボンの裾が濡れる
水たまりがすぐ増える
会話の声が自然と大きくなる
走るか、諦めて濡れるかの二択になる
例文です。
「帰りのチャイムが鳴ったころ、雨がざあざあ降っていました。」
この一文だけで、空気の荒さや、帰り道の面倒さまで伝わります。
雨の強さを数字で覚えるより、「自分ならいつ傘を出すか」に結びつけるほうが、感覚的にスッと入ります。
「ぽつぽつ」
傘を出すかどうか、まだ迷う雨です。