戦国時代の陣中食「兵糧丸」はどんな味・中身だった?実際に食べたい方へレシピ紹介! (2/3ページ)
上杉謙信の事績を記した軍記物語『北越軍談』に、兵糧丸に関する記述がありました。
「兵糧丸のたぐいを腰の小袋に貯えておくのも、各自の才覚である」
近現代的な軍隊と異なり、安定的な食糧配給が期待できません。そのため、自前の食糧確保は武士の心得と言えるでしょう。
そんな兵糧丸の作り方は、各家や地方によって違いがありました。
『上杉家兵法書』越後・上杉家
→蕎麦・黒大豆・麻の実を粉にして酒で練り、丸める
『甲州流秘書』甲斐・武田家
→米粉・蕎麦粉・梅干・鰹節・鰻肉を酒で練って蒸し、天日に干す
……等々。これだけだとあまり味がなさそうですが、それぞれ追加で味つけしたのでしょうね。皆さんなら、どんな味をつけたいですか?
兵糧丸を自分で作りたい&実際に食べてみたい方へ
戦国武将が食べた兵糧丸を自分も味わってみたい!という方のために、食文化史研究家の永山久夫が独自レシピを開発しました。
曰く、いくつかの文献を元に現代人でも食べやすいよう工夫したとのことです。
【永山流・兵糧丸のレシピ】
A……白玉粉・蕎麦粉・小麦粉・黄粉・すり胡麻
B……砂糖・酒
※Aはすべて均一の分量、Bは好みで調整
一、すべての材料をよく混ぜ、練り上げる。