【豊臣兄弟!】藤吉郎(池松壮亮)と寧々(浜辺美波)が結婚へ…結婚に大反対した生母・朝日殿とは? (3/5ページ)
この設定は珍しいかも(大抵は猿と毛嫌いしている気が……)。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
こうして周囲に諦めムードがただよい、藤吉郎と寧々の結婚を認めざるを得なくなっていきました。
それでも朝日殿だけは、最後まで二人の関係を野合(正式な婚姻手続きによらない男女関係)として認めなかったそうです。かなり強情な性格だったと言えるでしょう。
しかし完全に断絶していたわけではなく、『駒井日記』によると、朝日殿は大坂城で暮らしていた≒藤吉郎の庇護下にあった記録が残っています。
また『明良洪範』では朝日殿が藤吉郎から奥向きを取り仕切るよう命じられる記述もありました。
関係が良好だったか(二人の結婚を認め、和解したか)はともかく、藤吉郎は朝日殿を庇護し、また一定の信頼をおいていたことがわかります。
そして慶長3年(1598年)8月11日、藤吉郎が世を去る7日前に世を去ったのでした。
法名は康徳寺殿松屋妙貞大姉(こうとくじでん しょうおくみょうていだいし)。墓所は寧々が朝日殿の菩提を弔うために建立した康徳寺(後の高台寺)にあり、また孫の木下延俊(のぶとし。家定三男)が松屋寺(大分県速見郡日出町)にも墓所を設けています。