『豊臣兄弟!』迫る「桶狭間の戦い」史実では藤吉郎と小一郎はどのような役割を果たしたのか? (5/7ページ)
それが、「桶狭間の戦い」に出陣するにあたり謡ったとされる「人間五十年、化天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり。ひとたび生を受け、滅せぬ者のあるべきか」という一節です。
戦場とは、まさに生と死の境界線上にある場所でした。信長はその現実を誰よりも強烈に自覚し、覚悟をもって戦に臨んでいたのではないでしょうか。
生と死を分かつ覚悟と緊張感を抱きながら戦いに臨んだ信長。(大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイト)
そして信長にとって、「桶狭間の戦い」は避けて通ることのできない戦いでした。尾張統一を果たしたとはいえ、なお敵対する勢力を多く抱えるなど信長の基盤は不安定であり、その状況下で今川義元が兵を進めてくることは、ある意味では必然であったといえるでしょう。