【豊臣兄弟!】“仮病の見舞い”で信長の罠に…弟・織田信勝、史実が伝える無情な最期 (4/6ページ)
敗走した信勝は末森城(名古屋市千種区)に立て籠もり、信長に包囲されましたが、生母・土田御前のとりなしによって赦免されました。
しかしその後も信勝は信長を敵視し続け、永禄元年(1558年)に入ると今川義元(大鶴義丹)や織田信安(のぶやす。伊勢守)らと連携する動きを見せます。
また信勝家中では衆道(男色)関係にあった津々木蔵人(つづき くらんど)を寵愛して柴田勝家らを遠ざけ、勝家らを粛清しようとさえしていました。
勝家らに見限られた信勝は、仮病を装った信長の見舞いに清洲城を訪れ、そのまま殺されてしまったのです。
終わりに
中沢元紀演じる織田信勝。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
……是より信長作病を御搆にて一切而へ無御出御兄弟之儀候間勘十郎殿御見舞可然と御袋様並柴田権六異見申に付て清洲へ御見舞に御出清洲北矢蔵天主次之間にて
弘治四年戊午霜月二日
河尻青貝に被仰付後生害なされ候……
※『信長公記』廿五「家康公岡崎の御城へ引取之事」
【意訳】信長は仮病を患い、政務をとれなくなってしまった。