【豊臣兄弟!】藤吉郎、18歳で初陣・初首級!なのに今川義元は信じず…今川を捨てた本当の理由か? (3/4ページ)
今川家の謀士秀吉はじめ之綱に仕え初陣として北条の先将伊東日向守を討といへども義元大に疑惑なし之綱にのみ賞なつて秀吉に其沙駄なし茲に於て秀吉駿州をはしる之綱も又義元のはからひを意とせ■されば義元陣没の後にな■■氏真を扶ず浪人して清貧をたのしみ晩年天正十七年秀吉小田原凱陣の刻にめして丹州舟坂をたまひ石見守に任ぜしむ
※落合芳幾「太平記英勇傳 松下加兵衛之綱」より
小田原凱陣の年が一年違う(実際は天正18・1590年)など、かなり荒唐無稽なストーリーですね。しかしそういう歴史的に細かなことよりも「武功を評価されなかった藤吉郎と、同情的だった之綱の関係」を描きたかったのでしょう。
終わりに今回は藤吉郎が初めて首級を獲ったエピソードを紹介してきました。
大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、松下加兵衛の下を去った理由を「織田家に対する忠義ゆえ」としていました(第1回放送「二匹の猿」より)。しかし実際は「武功を立てたのに評価されなかったから」だったのかも知れませんね。
[画像] 首級を獲った藤吉郎の姿:月岡芳年「芳年武者无類 木下藤吉郎」より
ところで小一郎が首級を上げたエピソードについては、寡聞にして存じませんが、今後も調べていきたいと思います。