子どもがいる夫婦は、出産後の性生活とどう向き合っているのか|セックスレス“じゃない”夫婦の実態調査 第3報(最終報告) (6/8ページ)

バリュープレス

これらは30代で比較的高い割合を示す一方、50代では低下しています。特に「不安や気持ちを会話で共有した」は、20代17.2%、30代21.3%に対し、50代では4.0%にとどまっています。

つまり、若い世代ほど再開にあたって言葉での確認や役割の分担を意識的に行う傾向がある一方、年代が上がるにつれて、そうしたプロセスを経ないケースが増えている可能性がうかがえます。

これらの結果から、出産後の再開には決まった正解があるわけではなく、夫婦ごとに異なるプロセスが選ばれていることが分かるでしょう。時間の経過の中で自然に戻るケースもあれば、会話や役割の分担を通じて環境を整えるケースもあるというわけです。

いずれにしても、出産という大きなライフイベントの後も性生活を続けている夫婦は、単に頻度を保っているのではなく、変化した生活環境の中で、それぞれの状況に応じた調整や工夫を重ねている様子がうかがえます。この辺りの配慮が、出産後にセックスレスになる夫婦と、そうでない夫婦の違いかもしれません。



4. まとめ


本調査では、月1回以上の頻度で性行為を行っている、いわゆるセックスレス“じゃない”夫婦のうち、子どもがいる既婚男女466人を対象に、出産後の性生活の変化と再開のプロセスを整理しました。

その結果、出産後の性生活は単純に減少するとは言い切れないことが明らかになりました。30代以降では「減った」と回答した人が半数前後を占める一方、20代では増加と減少が拮抗しており、出産後に性生活が活発化したと感じている層も一定数存在していました。出産という出来事が与える影響は、夫婦の年齢や生活環境によって異なる形で現れていることが分かります。

また、再開のプロセスについても一様ではありませんでした。「自然な流れで再開した」とする回答が各年代で最も高い水準にある一方で、体調の回復を待つ、タイミングを工夫する、会話や役割調整を行うなど、さまざまな方法が選ばれています。若年層では言葉による確認や負担の調整が比較的多く見られ、年代が上がるにつれて「自然な流れ」とする割合が高まる傾向も確認されました。

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