日本語が話せても、暮らしは別の話。在日外国人395万人の生活を支える「StayHero(ステイヒーロー)」、2026年4月サービス開始 (4/5ページ)

バリュープレス

外国人を外部から評価するのではなく、外国人自身が自分の努力を積み上げていける仕組みです。

■ 三層のサポートで、「知らない」を「知っている」に変える

 StayHeroの生活ナビゲーションは、三つの層で構成されています。

【第一層:多言語コミュニティによる相互助け合い】
 同じ経験をした先輩が、母語で教えてくれる。「確定申告はこの順番で進めればいい」「転居届はこの書類と一緒に持っていけば一回で済む」――こうした生活の知恵は、公式マニュアルではなく、実体験から生まれます。日本語が堪能な人も、まだ不慣れな人も、同じコミュニティで助け合います。

【第二層:公式発信による正確な生活ガイド】
 口コミだけでは不正確な情報が広がるリスクもあります。StayHeroでは、自治体・行政機関・専門家と連携した公式ガイドを多言語で提供します。ゴミの分別ルール・各種行政手続きの流れ・地域のマナーなど、「正確で、分かりやすく、すぐに使える」情報を届けます。

【第三層:認定専門家による直接サポート】
 行政書士・税理士・社会保険労務士など、在日外国人の生活に精通した認定専門家がプラットフォーム上で直接質問に答えます。「この状況では、どの在留資格が適切か」「確定申告でこの収入はどう申告するのか」――個別の事情に応じた、正確な答えが得られます。

 日本語能力に関係なく、どんな外国人でも使いやすい。性格的に人に聞くのが得意ではない人も、コミュニティで静かに検索するだけで答えが見つかる。StayHeroはそういうプラットフォームを目指しています。

■ StayHero事業代表 福江好古 コメント

 「私自身、在日外国人として数年間、多くの壁にぶつかってきました。言葉が通じない、ルールが分からない、努力が形に残らない。1,500件以上のインタビューを通じて、この問題が個人の体験ではなく、395万人が共通して抱える構造的な課題だと確信しました。
 StayHeroは、外国人を『管理』するプラットフォームではありません。日本社会に誠実に融け込もうとする人たちの努力を、きちんと形にするための場所です。

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