『豊臣兄弟!』第9回、あの“謎の武将”は誰だ?斎藤龍興の家老・長井隼人正道利の正体【前編】 (2/5ページ)

Japaaan

ということは、この人物は美濃三人衆よりも上位の重臣であってもおかしくありません。ところがこの人、龍興が守就に詰め寄ると席を立ち、龍興の背後から黙って睨みを利かせているだけ。しかも一言もしゃべらないのです。

いったい何者なのか、どうにも気になってしまいます。

場面が変わり、織田信長(演:小栗旬)率いる尾張勢に稲葉山城を包囲された龍興が、やけになり近臣たちを集めて「信長の本陣を攻撃せよ!」と命じた時、ついにこの人物が口を開きました。

「お待ちください。それでは敵の思うつぼ。ここは籠城こそ最上の策かと」なんとも正論ではないでしょうか。しかし、龍興に退けられると、そこへ現れた半兵衛に扇子であおられた挙句、煙にむせてしまうありさま。

その時、カメラが後ろに回りました。そこで筆者は、あることに気づきます。この人物が着用していたのは、背中の開いた甲冑、つまり腹巻だったのです。

腹巻は、どちらかというと下級武士が用いる鎧。なのにこの人物、なぜか腹巻を着用しているのです。「えっ、この人、斎藤家の重臣ではなかったの?」「じゃあ、なぜ軍議の席で最上席に座っていたの?」疑問は次々と湧き上がります。

一体全体、この人物は誰なのでしょうか。ドラマを見終わった後も、どうにもおさまらない“謎の人物”への疑問。

そこで筆者は、勝手ながら大胆な推測をさせていただきました。この人物こそ、龍興が美濃国主の座に着いたとき筆頭家老となった長井隼人佐道利(ながいはやとのすけみちとし)ではないかと。

『豊臣兄弟!』の制作に関わる皆さん、間違っていたらごめんなさい。でも、この長井道利は斎藤家という戦国大名を語るうえで欠かせない人物なのです。

ですので、ここからはあくまで筆者の推論となりますが、この謎の人物を長井道利として話を進めさせていただきたいと思います。

出自は不明ながら斎藤家の最重要人物の一人

長井隼人佐道利と聞いても、よほどの戦国マニアでない限り、ピンとこない人は多いのではないでしょうか。

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