『ガイアの夜明け』『サンデーモーニング』を手がけた元テレビプロデューサーが開いた「3000円・14品」の里山レストランが、いま静かに話題を集めている (2/4ページ)
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久保さん自身の実績も錚々たるもので、TBS「サンデーモーニング」「報道特集」、テレビ東京「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」、フジテレビ「Mr.サンデー」、日本テレビ「news every.」「真相報道バンキシャ!」、NHK「スイッチインタビュー」など、誰もが知る看板番組に携わってきた。定年後もフリーのプロデューサーとしてつい最近まで報道番組の制作を続けてきたという。
そんなテレビ業界の第一線を走ってきた人物が、鴨川市の山あいに移住したのは8年前のこと。その時55歳。驚くことに、TBSスパークルのある赤坂まで高速バスで通勤を続けながら、房総の里山暮らしを満喫していた。
「ロケや取材で世界50か国を飛び回っていましたが、”最後は日本の田舎で過ごしたい”と思うようになった。それに食いしん坊の私は将来食糧不足になったら困るので、野菜やコメを育てる環境に身を置きたいと思いました」と久保さんは語る。50歳を過ぎてから行動を起こし、鴨川を選んだ理由は豊かな自然環境と地域の人柄だったという。
「シェフ歴43年」と「50年ぶりの再会」——奇跡のタッグ「まほろ」のもう一人の主役が、シェフの笠井栄子さんだ。
シェフ歴43年のキャリアを誇り、アメリカでマクロビオティックに出会い帰国後、北鎌倉の伝説的な自然食レストラン「笹の葉」で料理長を27年間務めた。「笹の葉」は、無添加調味料と選りすぐりの野菜を使った精進料理で知られ、JR北鎌倉駅徒歩2分の路地裏に佇む築80年の古民家という風情も相まって、全国から客が集まる隠れ家的名店として名を馳せた。